最近、サラリーマンをやりながら違うことを副業として活躍している方が増えましたよね。
トヨタ自動車や経団連なども言っています。もう終身雇用は現実的ではないと。昭和の高度経済成長期には企業に勤めて定年まで会社に奉仕すれば、定年後は十分な退職金をもらえ安泰、という構図が成り立っていたと思います。
それは仕事ができるできないに関わらず、会社が面倒を見てくれていました。今の社会は違う構造になっていますよね。早期退職やリストラ、会社自体が倒産する可能性も大いにある時代。たとえ大企業でも例外ではなく、その対象になる可能性もある。なので、1社だけだと安泰とは言えません。
僕もサラリーマンですが、僕が仕事を選ぶ時は1社に長く勤めて、社内で評価されて役職を上げ、引退するときに退職金を多くもらうというのが僕の思考でした。これも一つの考え方ですが、今なら違う考え方を当時の自分にはオススメします。
僕が書籍やYouTubeなどの媒体を見て自分なりに学んだこれからのサラリーマンのあり方をまとめていきたいと思います。
これからのサラリーマンの思考
まずは考え方から改めないと色々と行動に移すことは難しいですよね。僕も偉そうな事は言えないし、いうつもりもありませんが、僕自身の考え方が変わったキッカケは主にこれらの行動があったからです。
具体的にどういうことか詳しく書いていきますね。
転職や副業系の書籍を読んでいた事
正直もっと早くこの思考になっていればと思いますね。本を読む事で新たな気づきを持つことができ、今までの概念+新しい思考が身につきました。
僕は本を読んで、本業一本ではなく収入源を複数から得る事。いわゆる副業ではなく「複業」の考えを持つ事ができました。これは今までにない考え方でした。
主業の他にお小遣いで「副業」というのは頭の中にありましたが、収入の柱を複数作るというのは正直頭の中になかったので、すごい腹落ちしました。
そして本業に関してもずっと一つの会社にいるのではなく、いつでも移れる(転職)準備をしておくという事も新たな思考として取り入れることができました。こちらもビジネスで考えてみれば「なるほど!確かに!」と思います。
通常会社は利益を多く生み出してくれる主要取引先を持っています。ただ、この競争社会の中でいつ顧客を失うかわかりません。そういったリスクの中で企業はいつでも主要取引先になり得る顧客企業を作っておく・準備しておくことは当然やりますよね。
自分に置き換えてみると、今働いているとことが主要取引先で取引先候補を転職活動で探しておくということになります。
今は日々実践しながら試行錯誤をしています。まだまだ発展途上ですが、楽しいです。こうして僕は一つの会社でなく、複業をするという思考を持つことができました。
ちなみに特に参考にさせていただいた書籍はこちらです。
オススメの書籍
僕はすごく参考になりましたし、行動するきっかけにもなった書籍です。是非みなさんも読んでみてください。
実際に外資系企業へ転職
これは僕の中で刺激にもなりましたし、自分が考えていたことを肯定することができました。なので大いに効果がありました。外資系企業はサバサバしていてドライな雰囲気があると思います。まぁ実際そうですw
ただ、みんな考え方の中で「会社に依存しない」「自分自身の市場価値を理解している」という部分ではどこか共通項があり、その目的に対して全力を出しているような感じです。
社員も会社に入った動機がマチマチで、年収を上げたい、面白いことがしたい、必要なスキルを身に付けたい、次の転職へのステップと考えているなど様々です。
基本ポジティブ思考ですが、ずっとこの会社で働きたいという人は少ないと思います。これは別に会社の待遇などが悪いわけではなく、社員の思考が会社に依存していないということです。
なので、何かしらのステップアップに対する転職は大いに受け入れられます。まぁほとんど転職組ですし。
また、転職をする事で新しい会社との取引をお互い求めており、人脈を広げる手段でもあります。転職をポジティブに当たり前に考えてもらえる雰囲気があるのがいいですね。
どの様な職種に就職すればいいのか
では実際にどのような職種を選べばいいのでしょうか。前提にあるのが自分の市場価値に見合った企業や職種を選択するということですが、その中でも商品の粗利率が高いBtoBの法人営業がベスト。理由は以下です。
・粗利が高いと給与に反映されやすい
・結果を出せれば細かい事は言われない
まず、主業である会社の業務を全力でやって結果を出すというのは当たり前の話です。サボるという概念はありません。その前提で書いていきますね。
外出できるという事は外に出れるし時間を確保しやすいという事です。電車の移動中やアポとアポの間の隙間時間などを利用して複業・副業の仕事をする事ことができます。時間を有効活用できるので、複業・副業する方にはベストな職種ではないでしょうか。
また、普段色々な業種業界の方にも対面で会えるので、情報収集や人脈を作ることもできますね。粗利に関しては販売している商品の粗利が高いと単純に給料に反映されるというもの。
これが商品の粗利が低いレートでやっている企業だと従業員への還元って難しいですよね。利益を上げるためにコストを下げるという行動に出るので、新しい設備投資や給与への反映などに投資をしなくなりますよね。
やはり利益に余裕がある企業であれば、新しい設備や備品・給与に投資をして好循環を生みます。自分が経営者になった気持ちで考えてみるとそうですよね。利益があれば還元します。
最後に、結果を出せればある程度何しててもお咎めありませんwこれは僕も実体験として感じています。前の会社では手前味噌ながらBtoBの法人営業でTop成績を出してきました。
そうすると直行直帰も何も言われませんし、周囲から進んで仕事を手伝ってくれたり、上司からは事業部の一大プロジェクトなどを任されたりします。
会社生活に対して精神面でかなり余裕が出ますね。仕事はきついですがwそういった環境を自分で作ってしまえば、副業がOKの企業であれば大々的に動けるし、周囲を巻き込んでいけます。
副業NGでも内緒である程度自由に複業・副業の動けるということです。要はマイクロマネジメントをされないということですね。
オススメの業界とは
職種について書いてきましたが、今度は業界について。
第一に自分のやりたい事をやれる裁量権があたへられる企業というのが業界問わず選ぶべき前提条件です。その中でBtoBの営業で粗利率の高い業界となるとこんな感じでしょうか。
・人材
・ソフトウェア
・ITプラットフォーム
広告や人材なんかはサービス提供が広告や人なので原価がほぼありませんよね。そうすると売上-原価=利益の構図で原価がほぼないので売上が利益に還元されます。
もちろん諸費用はかかりますが、他に比べて粗利率が高いということになります。ソフトウェアやプラットフォームもサーバー維持費などはかかりますが、ものを売ったりするより原価は安価になると思います。物売りより事売りにシフトしている傾向もありますし。
一昔前に使っていたもが今自分のiPhoneやスマホの中にアプリとして何個あるでしょうか。
そう考えると自ずと進むべき業界が見えてくると思います。もちろん自分はこの業界でこれをやりたい、そのためなら頑張れるという方はそれでいいと思います。
あまりオススメしない業界
あくまでも複業・副業などを並行するのにオススメしない業界という意味です。基本的にはオススメの逆になりますね。
・車の販売
まず、BtoCの営業という事と製造原価の高い業界という事でこちらを書かせていただきました。自ずと粗利率は低いのかなと思っています。
特に不動産などは歩合のところも多く、ノルマを達成するために忙しいイメージがあります。安定しないというデメリットもあるのではないでしょうか。
そうすると副業に集中できませんよね。あと、休日などに副業すると自分の好きな事に時間を使えなくなりストレスになりますので、平日にできるくらいがベストと僕も思っています。
なので平日に余裕があり、かつ、休日にしっかり休める業種業界がいいですね。
最後に
考え方は人それぞれなので、1社にずっと勤めているのが正しい・正義という方もいると思います。それはそれで僕も正しいと思います。というより正解はないので、自分が好きな方へ進むのが正しいということです。
ただ、今迷っている方は是非柔軟な思考を持って見ていただいた今日の記事を参考にしてもらえれば嬉しいです。今は個人で情報発信が簡単にできる時代、僕も試行錯誤しながらやっている身ですが、引き続き複数の収入の柱を確保すべく、行動していきたいと思います。
では、今日も最高の1日にしましょう!!
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