みなさん、会社の忘年会ってやってますか??師走であるこの時期は忘年会や新年会の調整で忙しいと思います。僕も前の職場では若手の頃に忘年会の幹事を何回かやったこともあり、幹事の大変さはめちゃくちゃ理解しています。
出欠や店の調整はもちろん、会社全体となると当日の進行スケジューリングや受付の準備など、夜な夜な同期たちとやるのが楽しかったこともありますが、面倒なことも多々ありました。一番リソースを割いたのが出し物。
当然、幹事である私たちがメインで出し物を考えてみなさんの前で披露する、というスタイルを作ってしまったので、それに続く後輩たちには申し訳ないと思っています笑
しかし、業務終了後に集まって終電までやるのは流石に辛かったですね。
これらを通常の業務をこなしながらやっていくとなると結構しんどいですよね。最近では顧客との飲み会(接待)も減ってきていますし、結婚して子供が生まれてから特にそう感じる様になりましたが、参加する立場でも会社のメンバーと時間外にあえて集まって飲むって本当に必要?と思ってきました。
だったら忘年会や新年会いらなくない?と思い始めてもう3-4年経つので、もし共感いただける方がいたらうれしいです。きっと同じ意見をお持ちの方もいると思います!!
忘年会とは
一応、忘年会の定義を調べてみるとこう書いてありました。
年末に催される宴会の事である。一般的には、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会について言う。宗教的意味付けや、特定行事様式の無い日本の風俗の一種である。
引用先:Wikipedia
まぁ、その通りですよね。大体の人は忘年会=年末に一年の仕事や生活の苦労を忘れるためにみんなでパーっとやりましょう、的な感じに理解していると思います。
英語文化圏においてはクリスマスと対比させた非宗教的な行事と理解されており、基本的には日本独特の固有の文化で、古くは室町時代からその様な文化形成がなされていたみたいです。昨今では「年忘れ」的な要素はなく、形式的に忘年会と謳われていますが、会社のメンバーとみんなでお酒を飲む会みたいなイメージになっていると思います。
ちなみに、こちらもWikipediaから引用してきましたが、「年末にその年の慰労を目的として執り行われる宴会」という意味付けでは台湾の尾牙、中国の年会、韓国の送年会など、東アジア圏における共通の文化を見出すことが出来るみたいです。
忘年会に行きたい人、行きたくない人
そんな忘年会ですが、みなさん本当に行きたい人ってどのくらい、いるのでしょうか。僕も昔はその様なイベントが嫌いなわけではなかったです。なので積極的に参加していましたが、結婚して子供が生まれたくらいから考え方が変わり、積極的に行かなくなりました笑
でも大抵の人は参加していますよね?僕は毎回不思議に思うんですが、みんな本当に心から参加したくて行っているのかな?って。僕みたいな人はいないのかなって思い、今回のブログを書いているわけですが、面白いデータを見つけたのでみてください。
データ参照先:livedoor NEWS (https://news.livedoor.com/article/detail/17512647/)
このデータによると今年の12月にアンケートをとった結果、約8割の方が忘年会に行きたくないという回答。この結果、結構衝撃でしたね。という事は、みんな参加するけど心の中では行きたいくないと思っている人が大半なんだなと感じた結果です。
参加したくない理由は「(会社の人と)業務時間外に気を使って飲みたくない」「お金がかかる」「お酒が好きではない」「タバコの煙が嫌」「宴会芸が嫌だ」「いまだに酒を強要される、セクハラ・パワハラ」などの意見が見受けられたとのこと。
逆に参加したい理由は「普段話さない人とコミュニケーション取れるから」「タダでご飯やお酒が飲めるから」などの意見もありました。
ここで言えることは、実は大半の人は忘年会に行きたくないと思っており、周りの目を気にしたり、上司などからの評価や周囲の人との関係性のために行っているということが言えますね。一部では行きたい人も少数派だけどいるということも言えます。
忘年会って必要??
先ほどのデータを見る限りでは、別に忘年会って必要ないと思います。ちなみに僕は先にも述べましたが、忘年会やその他会社の飲み会には全く行きたくない派です笑
参加率0ではないですが、自分が心から参加したいと思ったもの以外は行きません。理由は自分の貴重な時間を心から参加したいと思わないものに充てたくないからです。忘年会に行くくらいであれば、仕事に関わる有料セミナーに行った方が全然身になります。
そもそも日本は時間の感覚がアバウトだと書いてある記事を見ました。例えば業務開始時間は時間厳守だが、業務終了時間はバラバラでダラダラ残っているみたいな事はよく言われる事だと思います。欧米の文化が別に100%いいと言っているわけではないですが、この部分は参考にしてもいいかなと思う節はあります。(もちろん日本の文化が素晴らしい部分も多々ありますよ)
欧米では特に自分の時間をものすごく大切にしています。具体的にいうと、自己投資のために時間を使ったり、自分の大切な人(家族や恋人)のために、時間を使ったり。仕事を優先して自分の大切な時間を犠牲にする事はあまりしません。
なので、「なんとなく参加」とか「行きたくないけど参加」という事はまずしないみたいですね。友達のアメリカ人にその話をしたら、「え?なぜ?日本人は違うの?」と不思議がられました笑
それらを考えると忘年会(新年会もそうかな)に対して、僕の場合、自分の時間を使ってもいいかなと思う観点でメリット・デメリットを考えてみました。
メリット
- 普段話さない方とコミュニケーションが取れる
デメリット
- 無理やり自分の時間を使う
- 気を遣う
- お金を使う
- 行きたくないのに行くので、ストレスが溜まる
- 筋トレや家族に使う時間が削られる
- 帰りは大抵満員電車
僕の中でメリットはほぼないです笑
今冷静に考えるとデメリットと感じることの方が多いですかね。お金や時間以外にも帰りの満員電車で(主に酔っ払い)トラブルのため、電車遅延して時間ロスみたいなことも何回も経験してます。中にはお酒を飲みすぎて失敗する人もいますが、本当に浅はかだなって思います。
結論
最初から結論が出ていた様な気もしますが、忘年会や新年会はやりたい人がやればいいし、行けばいいと思います。それを会社の行事として実行すると気まずい人も出てくるので、有志でやればいい。あくまでも強制参加ではなく、行きたい人や楽しみたい人が行けばいい。行きたくない人は後ろめたい気持ちなんか捨てて堂々と行かないと言えばいいと思います。
よく、「行かないとコミュニケーション不足で仕事に支障がでる」とかいう人いますが、それは間違っていると思います。別にお酒の席でなくてもランチタイムやミーティングでコミュニケーション取れるので、あえてお酒は必要ないでしょう。
逆にお酒の力を借りないとコミュニケーション取れないの?って感じですよね。あとは「(上司や取引先に気に入られ)仕事がうまく行く、人脈が作れる」みたいな事をいう人がいますが、僕はそう思いません。本当に仕事ができる人はそんな物差しで仕事していないし、僕の知り合いで人脈がものすごくあり、それに努力されている方はお酒一滴も飲めません笑
もちろん僕もお酒飲みたい時や飲みたい人はいます。そういう時は個別や少人数で飲みたい人と飲みたい時に日程合わせて飲めばいいでしょう。心から行きたいと思う場合は、何か学びや時間を共有したい理由があるので、自分の時間を大いに使って行けばいいです。
改めて、時間って限られてますよね。その有限で貴重な時間を自分の自由に使って行けばいいと思います。みなさんも自分に正直に行きたくないものは行かなくていいと思います!!
では、今日も最高の1日にしましょう!!
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